レトロアーケードゲーム特集(1982年)

 

今回は1982年中期から後期にかけて発売されたレトロアーケードゲームについてお伝えしています。

 

その頃よくゲーセンに遊びに行っていた、通っていた、レトロアーケードゲームが大好き!という方は、是非見ていって下さい。

 

ムーンパトロール

1982/6

アイレム

 

月面を舞台とした横スクロールのアクションシューティングゲーム。

一見地味な画面にも見えますが、自機と奥側の背景のスクロールスピードが異なる多重スクロールを採用しており、当時としては最新の技術が使われていました。

この演出により、画面に奥行きがあるように感じます。

ジャンプもある為、アクションゲームのようでもあり、ステージのクリア時間でボーナス得点も変わるのでレースゲームの要素も含んでいます。

また、敵の攻撃で地面に穴が空いたりなども珍しい仕掛けでした。

革新的な技術が色々採用された意欲的なゲームでしたが、家庭用ゲーム機に移植されなかったせいか、知名度はかなり低いです。

 

ツタンカーム

1982/7

コナミ工業

4方向レバー2本で操作する、コナミが開発したアクションゲーム。

左レバーでキャラの移動、右レバー左右で攻撃、上で画面上の敵をすべて倒すフラッシュを1回だけ使用できます。

この2本のレバー操作には慣れが必要の為、ゲーム自体の難易度も高め。

ニンテンドーDS用ソフト『コナミ アーケード コレクション』にも収録されています。

 

ジャングルキング

1982/7

タイトー

ターザン主人公がヒロインを助け出すアクションゲーム。

4つのステージがあり、それぞれ異なったアクションが楽しめます。

8方向レバーと1ボタンだけなので、どれもシンプルな操作となっており、パターンさえつかめれば1周目のクリアは比較的容易。

2周目からはお邪魔キャラも増え難易度は上がります。

原住民に対する表現が倫理的に問題がある為か、家庭用ゲームには一切移植されていません。

 

ハンバーガー

1982/8

データイースト

 

ファミコンにもバーガータイムとして移植されたアクションゲームですが、元々のゲームタイトルはハンバーガー。

国内ではハンバーガーというタイトルでリリースされましたが北米に輸出する際、タイトルをバーガータイムに変更しており、その後、ファミコン版などもバーガータイムの名で移植されています。

パンや肉を踏んで落としていき、ハンバーガーを完成させるのが本作の目的。

シンプルな設定ですが、パンや肉を連続で落としたり、敵をはさんだりなどのテクニックも必要になります。

様々な家庭用ゲームに移植された人気ゲーム。

 

ドンキーコングJr

1982/8

任天堂レジャーシステム

日米で大ヒットしたドンキーコングの続編として開発された固定画面アクションゲーム。

主人公はドンキーコングの息子という設定で、マリオにさらわれた父親を助ける内容。

開発陣には、横井軍平氏や宮本茂氏などの有名スタッフが含まれます。

ドンキーコングの基盤を流用して開発されたので、制約は色々大きかったはずですが、前作のイメージをしっかりと受け継いだ良作品へと仕上がっています。

しかし、残念ながら前作ほどの大きなヒットまではいきませんでした。

 

マリオが登場する作品の中でも、マリオが悪役という今となってはとても希少な作品。

ドンキーコングに逃げられたマリオは解雇され、この後、配管工やビルの解体、テニスの主審、ボクシングのレフリーなど様々な仕事をすることに。

輝かしい経歴と華やかなスターのイメージがあるマリオですが、実は辛い下積み時代がありました。

 

 

スーパーパックマン

1982/9

ナムコ

世界的に大ヒットしたパックマンの続編で、今回は鍵を取ってシャッターを開けてフルーツを取るなど前作よりもひと手間かかっています。

また、今回はパワーエサの他、スーパーエサがあり、これを取るとパックマンが巨大化し、壁を壊してフルーツを取ることができます。

追加要素が色々加わっていますが、さすがに前作ほどはヒットはしませんでした。

 

ペンゴ

1982/9

セガ

コアテクノロジーが開発し、セガが販売した固定画面アクションパズルゲーム。

氷のブロックを飛ばし、画面内の敵を全滅させるとステージクリアとなります。

その他にも、画面に3つあるダイヤモンドブロックを3個並べると、ボーナス点が入ってクリアとなります。

敵の全滅か、ダイヤモンドブロックを3つ並べるか、どちらでもよいですが、高得点を狙うなら是非ダイヤモンドブロックでボーナス点を狙いたいところ。

セガ系の家庭用ハードに移植されています。

 

ポールポジション

1982.9月

ナムコ

疑似3Dレースゲームブームを巻き起こしたナムコのレースゲーム。

ナムコ初の大型筐体で、コクピット型の筐体、ハンドル、アクセル、ブレーキ、シフトレバー構成で、価格も136万円という高額設定。

値段は高かったですが、それでも当時は大型店舗を中心に設置され、トップビューが主流だったレースゲームが、これ以降は疑似3Dが主流となっていきます。

レースには予選と本選があり、予選で好タイムを出せれば本選に進むことが可能に。

ゲーム内の広告には、キャノンやペプシなどの実在するメーカーが看板が使用されています。

 

マリンボーイ

1982/10

オルカ

下に進んで行く珍しいスクロールのアクションゲーム。

ダイバーの主人公を操作し、一番下にいる人魚に会うとステージクリアとなります。

任意スクロールですが、右の酸素バーが尽きるとミスになるので迅速に潜る必要があります。

販売数はあまり振るわなかったようで、知名度もあまり高くはありません。

 

プーヤン

1982/10

コナミ工業

狼から子豚を守る為、母豚が奮闘するシューティングゲーム。

次から次へとフーセンで落下していくる狼の風船を矢で撃ち抜いていきます。

発売当初はそれほど注目はされていませんでしたが、独特の世界観で徐々に浸透していき、長く愛され続けた作品。

後にファミコンにも移植され、そちらも高評価を得た作品。

 

ポンポコ

1982/10

シグマ商事

食いしん坊のタヌキを操作し、フィールド上の食べ物を取っていく固定画面アクションゲーム。

アクションはジャンプのみで攻撃が無い為、基本的に敵からは逃げるしかありません。

また、ジャンプで敵を飛び越えることも不可。

開発は、後に雷電などの名作シューティングゲームを手掛けることとなるセイブ開発

 

Mr.Do!

1982/10

タイトー

当時、駄菓子屋などでよく設置され子供から人気だった固定画面アクションゲーム。

 

スターフォースやソロモンの鍵などを手掛けた、上田和敏氏によって開発された作品で、ナムコのディグダグから影響を受けたとされています。

 

あまり知られていませんが、1995年にはイマジニアからスーファミにも移植。

 

開発したユニバーサルは、後にパチスロメーカーに転身しています。

 

Qバート

1982/11

Gottlieb

日本ではそれほど知名度は高くありませんが、海外では大ヒットし多くのハードに移植された作品。

全てのブロックの上に乗り色を付けるとクリアというシンプルな内容。

一見簡単そうにも見えますが、画面の角度がズレているため、最初は操作に戸惑います。

また、後半はお邪魔キャラも増えていくので、意外と難易度が高いゲーム。

映画「ピクセル」にも登場しているので、それだけ海外では愛された作品だったのでしょうね。

 

タイムパイロット

1982/11

コナミ工業

360度16方向に移動できる任意スクロールのシューティングゲーム。

ラリーXやボスコニアンなどの多方向スクロールはそれまでもありましたが、16方向に移動できるゲームは本作が初。

自由に大空を飛んで敵を撃墜していくのが本作最大の醍醐味です。

後にカプコンでソンソンやエグゼドエグゼスなどのゲームを手掛けた岡本吉起氏が作り上げた作品。

 

フロントライン

1982/11

タイトー

兵士を操作し、敵司令部破壊を目指す縦スクロールアクションシューティングゲーム。

一発即死の貧弱な兵士にはヤキモキさせられますが、装甲車や戦車に乗り込むと、途端にやる気が出てきます。

後にファミコンにも移植されたので、名前を知っている方も多かったはず。

 

バーニンラバー

1982/11

データイースト

ジャンプできる車で疾走するレースゲーム。

敵の車に当たってもミスにはなりませんが、壁や水に落ちるとアウト。

敵の車を破壊するとボーナス点が入ります。

一定以上のスピードが出ているとジャンプが可能になり、これを使わなければ越えられない箇所も多数あります。

レース系のゲームで制限時間が無いというのも珍しいですね。

 

ポパイ

1982/12

任天堂レジャーシステム

人気アニメ、ポパイを題材としたアクションゲームで任天堂初の版権ゲーム。

ドンキーコングは、元々はポパイのゲーム化として開発されていたが、それが叶わずあのような形になったと言われています。

そして、ポパイの版権取得後に制作されたのが本作品。

ゲームデザインは、宮本茂氏と竹田玄洋氏。

ファミコンのローンチタイトルとして有名ですが、元はアーケードからの移植と言う事はあまり知られていませんね。

 

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