
当時は、有名メーカーからマイナーなメーカーまで、様々な企業からファミコンソフトが発売されてましたね。
そこで、今回紹介するマイナーメーカーは、
ポニーキャニオン!
ポニーキャニオンというとレコード会社のイメージがありますが、80~90年代はMSXやファミコンソフトも販売しておりました。
(といっても、ポニーキャニオンが直接ゲームを開発していたわけではないでしょうが。)
その中でも、今回はポニーキャニオンから発売されたファミコンソフトについて紹介してまいります。
意外と数が多いので、今後数回にわたって紹介していきます。
ポニーキャニオンのファミコンソフトが好きだった、当時よく遊んだという方、興味のある方は、是非見ていってください。
Contents
ファミコンソフト ポニーキャニオンから発売されたゲーム特集その1
おにゃんこTOWN
1985/11/15 4900円
開発 マイクロニクス
迷路のようになっている町中を探索して子猫を探し、いじわるドッグから逃げながら家に連れて帰るアクションゲーム。
マンホールに犬を落としたり魚を取ってパワーアップしたりと、とてもシンプルな内容。
悪くはありませんが、同じようなステージを延々と繰り返すだけなので、ちょっと飽きやすかったですね。
ルナーボール
1985/12/5 4900円
開発 コンパイル
様々な個性的な台で行うビリヤードゲーム。
ステージ数も多く、シンプルですが意外と楽しい作品。
対戦プレイもあり、一人でも二人でも遊べます。
子供にはちょっと早かったせいか、小学生の頃は流行りませんでしたが、少し大人になってから遊んでハマった記憶があります。
さすがコンパイルが開発しただけあり、良くできていますね^^
スーパーピットフォール
1986/9/5 5500円
開発 マイクロニクス
スペランカー的な、洞窟探索のアクションゲーム。
元は欧州市場で人気だったパソコン「Amiga」で発売された、Pitfall2のアレンジ移植作品。
目的は、ダイヤを探すことと、地底人に拉致された姪と猫を救い出すこと。
パッと見は面白そうにも見えますが、これがかなり分かりにくく広大な洞窟内の探索は骨が折れます。
また、初見殺しのトラップや厄介な動きをする敵も多く、難易度はかなり高め。
これをやると、スペランカーは良くできているな~って実感します。
子猫物語
1986/9/19 2900円
ムツゴロウさんでお馴染みの、畑正憲氏が監督・脚本を手掛けた同名映画を題材としたアクションゲーム。
子猫を操作し、右端までたどり着ければステージクリアとなります。
春夏秋冬や昼夜などありますが、基本的にはやっていることはほぼ同じ。
操作性は悪くはありませんが、単調で飽きやすかったのが難点でした。
ザナック
1986/11/28 2900円
開発 コンパイル
名作としても名高い、ディスクシステム用の縦シューティングゲーム。
プレイ内容に応じて難易度が自動的に変化する、当時としては斬新なシステムが搭載されています。
さすがアレスタなどの名シューティングを開発している、コンパイルの作品だけに面白いですね。
8種類のサブウエポンや高速スクロールなど、ファミコンシューティングの中でも、かなり完成度の高い作品でした。
タイガーヘリ
1986/12/5 4900円
開発 東亜プラン
アーケードで人気だった、東亜プランの縦シューティングゲームの移植。
ショット、援護機によるパワーアップ、ボム、と非常にシンプルな内容。
ただし、シンプルな分、小手先の技術は通用せず単純にプレイヤーの腕が試されます。
難易度は高いですが、シューティングゲーム好きにとってはやり応えのある作品ですね。
ロウ・オブ・ザ・ウエスト
1987/3/6 5500円
開発 Accolade
北米で発売された、AppleⅡ用ゲームの移植。
保安官を操作し、町の治安を守る内容です。
質問の回答次第では相手が攻撃してくることもありますが、上手く会話を進めると高得点が入ります。
ちょっと大人向けのゲームでしたね。
ウィンターゲームズ
1987/3/27 2900円
開発 Epyx
こちらも海外のゲームから移植された作品。
ジャンプ、スピードスケート、フィギュアスケート、ボブスレーなど冬季五輪を題材としたウィンタースポーツで競います。
ハイパーオリンピックのような連射で競うというよりは、本作はボタンのタイミングがとても重要。
しかし、タイミングがかなり難しく、難易度は高めで爽快感もありません。
これでもう少し簡単にしてくれたら、もう少しヒットしたかもしれませんね。
ウルティマ ~恐怖のエクソダス~
1987/10/9 5900円
パソコンで人気だったRPG「ウルティマ3」の移植作品。
海外のRPGらしく自由度が高い作品でしたが、その分、何をしていいかわからず迷う人が続出。
また、レベルを上げてもちっとも強くならないことも、当時のプレイヤーを困惑させましたね。
ドラクエやFFのような親切設定ではないため、多くの子供達が途中で投げ出したことでしょう。
音楽は抜群に素晴らしかったですが、それ以外は微妙な評価でした。
今見るとクソゲーにも見えますが、当時はこのようなゲームも多かったですよね^^;
谷川浩司の将棋指南2
1987/11/13 3000円
谷川浩司名人が監修した将棋ゲーム第二弾。
対局モード、詰将棋モードがあります。
また、対局モードで4人の名人に勝つと、谷川名人と対戦することも可能。
初心者には厳しいですが、将棋好きの方、将棋に自信がある方は、試してみてはいかがでしょうか。
アタックアニマル学園
1987/12/26 5500円
開発 サイトロン・アンド・アート
女子高生のノッコが主人公の3Dシューティングゲーム。
アニマル学園に捕らわれた親友を救い出すという内容。
分かりやすく言うと、スペースハリアーのJK版。
専用のスコープを使用することで、立体視で遊ぶこともできました。
最初はセーラー服、その後、ブルマ、スクール水着など主人公の衣装が変わるのもムッツリ男子には有難い設定でした。
ルーカスフィルムゲーム ボールブレイザー
1988/3/4 5500円
開発 ルーカスフィルム
84年にATARIから発売された対戦ゲームの移植で、あのスターウォーズなどでお馴染みの、ルーカスフィルム社の作品。
エアホッケーのような要領で、相手のゴールにボールを入れる内容です。
上下分割画面で対戦していきますが、これが非常に分かりにくく、自分が今どこで何をしているのかも分かりません。
もちろん慣れれば普通にプレイできるようになるのでしょうが、その前に電源を切ってしまいますw
むしろ、デモ画面で流れているような感じにしてくれたほうが、まだ良かったですね。
動画はこちら
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