
セガ往年の名作スペースハリアー。
ゲーセンに登場した時、度肝を抜かれた方も多かったはず。
セガを代表する3Dシューティングゲームで、その人気と共に様々なゲーム機に移植されております。
しかし、当時としてはとてもハイスペックなゲームだったせいか、アーケード版が移植されるのは、スーパー32Xまで待たなければなりませんでした。
ゲーセンに登場したのが1985年12月。
スーパー32Xは1994年12月発売ですから、アーケード版が家庭用に移植されるまで、9年も掛かっているんですね~。
それだけ、発売当時としてはスゴイ技術だったという事でしょう。
今回は、色々なスペースハリアーについて紹介しております。(スーパー32Xまで)
スペースハリアーが大好きだった
今から遊ぶなら、どれがおすすめ?
という方は、是非、参考にしてください。
Contents
セガ名作シューティング スぺースハリアー特集
スペースハリアー アーケード版
1985年12月
セガ
操縦桿を握って操作する、セガ渾身の3D体感シューティングゲーム。
当時としては圧倒的な迫力、スピード感で度肝を抜かれた方も多かったことでしょう。
セガの体感ゲームとしては、ハングオンに次ぐ2作目。
ムービング筐体は高価だったため、その後、非稼働のシットダウン筐体も多くのゲーセンに導入されました。
8ビットCPUが主流だったこの時期に、16ビットCPUを2個搭載する非常に贅沢な設計。
その為、本作のアーケード版が家庭用に移植されるには、スーパー32X版発売まで待たなければなりませんでした。
スペースハリアー マークIII版
1986/12/21
セガ 5500円
スペースハリアー最初の家庭用ゲーム機への移植はマークⅢから。
大容量のゴールドカートリッジ、2メガビットロムが採用され、当時の家庭用ゲーム機としてはかなり頑張っている方。
しかし、キャラクターの重ね合わせの部分が、今見ると厳しい箇所も多いですね。
それでも、スペースハリアーが家で遊べると、熱狂した子も多く、当時大ヒットを記録しました。
スペースハリアーⅡ メガドライブ版
1988/10/29
セガ 5800円
言わずと知れた、メガドライブ本体と同時発売されたローンチタイトル。
さすがのメガドライブもアーケード版そのままは難しかったため、スペースハリアーⅡとしてアレンジ移植されています。
ステージやボスは変更されていますが、スピード感や操作性など、それ以外はアーケードを彷彿とさせる内容。
メガドライブの凄さを実感した人も多かったことでしょう。
スペースハリアー PCエンジン版
1988/12/9
NECアベニュー 6700円
家庭用ゲーム機の移植第三弾は、なんと当時のライバルPCエンジンから。
セガ以外のハードでは初移植。
グラフィックは落ちますが、高速で流れる画面や敵を倒していく爽快感は見事に再現されており、ファンの間でも評価が高いです。
もちろん、ボーナスステージもあります。
初期のPCエンジンソフトの中でも、かなりヒットした作品でした。
スペースハリアー ファミコン版
1989/1/6
タカラ 5500円
スペースハリアーがファミコンにも移植されていた事を知っている人は、それほど多くはいないでしょう。
ファミコンにしてはかなり頑張っている方ですが、動きも固く、スピード感もなく、さすがに本家と比べると雲泥の差。
ファミコンとしてアレンジして移植できれば、もっと評価は上がっていたかもしれませんね。
まぁ、後からだったら何とでも言えますがw
正直、これならアタックアニマル学園や飛び出せ大作戦の方が、ゲームとして楽しめます。
スペースハリアー ゲームギア版
1991/12/28
セガ 3500円
スペースハリアーは、セガの携帯ゲーム機「ゲームギア」にも移植されています。
マークⅢ版の移植で、外見や名前なども変更。
ゲームギア版は、パスワードによるコンテニューが可能となっています。
画面が小さいだけにラスボスはかなり強敵で、マークⅢ版以上に難易度が高い作品。
スペースハリアー スーパー32X
1994/12/3
セガ 4980円
メガドライブのアップグレードブースター、スーパー32Xのローンチタイトル。
ここに来て遂にアーケード完全版に近い形で家庭用ゲーム機に移植されます。
移植を担当したのが、移植職人としても有名なゲーム開発会社「ゲームのるつぼ」。
グラフィックや音楽、操作性なども、見事にアーケード版を再現しています。
これまでなくなくカットされた箇所もしっかり再現されており、これがやりたいがためにスーパー32Xを買った人も多かったはず。
移植度は非常に高い作品でしたが、肝心のスーパー32Xが売れなさ過ぎたため、本作の知名度もそれほど高くはありませんでした。
SEGA AGES スペースハリアー(ニンテンドーswitch)
2019/6/27
セガ 999円
最も新しい復刻は、ニンテンドーswitchで発売されている「SEGA AGES スペースハリアー」でしょう。
移植担当は、メガドライブミニなどでもお馴染みの「M2」。
アーケード完全版なのはもちろん、ジョイコンを使用して操縦桿のように操作することも可能。
当時、ゲーセンで遊んでいたあの頃を、少しだけ再現できますよ。
また、主人公を守ってくれる新モード「コマイヌ・バリア・アタック」も追加。
どこでもセーブもありますので、当時難しくて中々クリアできなかった方もswitchのSEGAAGES版で、もう一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
これ以外にも様々なゲーム機に移植されています
1996年7月19日 SEGA AGES VOL.2 スペースハリアー(セガサターン版)
1999年12月29日 シェンムー 一章 横須賀 ゲームセンター(ドリームキャスト)
2003年9月25日 セガエイジス2500シリーズ VOL.4 スペースハリアー(プレステ2)
など、様々なゲーム機で復刻、リメイクされています。
現行機で安価に遊びたい方は、switchのSEGAAGES版がお得でオススメですよ。
スペースハリアー好きの方は、是非一度試してみてください。