日本ではゲームと言えば、
最新のゲーム機を遊ぶならゲームセンターに置いていた業務用アーケードゲーム、
家でじっくりと遊ぶ場合は家庭用ゲーム機
外に持ち運んだり、子供が親の目を盗んで遊ぶなら携帯ゲーム機
と、長らく住みわけがされていました。
これが2010年辺りから、ゲームセンターの衰退とともに業務用アーケードゲームが減り始め、今となっては音ゲーなどの一部の体感ゲームか、UFOキャッチャーなどのクレーンゲームしか見かけません。
スマホの登場と共に携帯ゲームはスマホゲームへと移行。
そして、転売問題などで、ついに家庭用ゲーム機も終焉が近づいてきていると個人的に感じております。
ファミコン、スーファミ、メガドライブ、セガサターン、プレステなど長らく家庭用ゲーム機を愛用してきただけに、ちょっと寂しくもあります。
数年前まではプレイステーションの1強時代が続いていましたが、PS5の転売問題などで徐々にその人気やシェアも落ちてきて、今となっては中々手に入らないどころか、欲しいという声も聞こえなくなってきました。
そもそもPS5の新作ゲームが少なく、やりたいゲームがなければ、どんなに高性能でも誰も欲しいとは思いませんよね。
PS5を購入しているのは転売業者が殆どで、メーカーもPS5でソフトを出しても売れないと分かっているのか、殆どのソフトがPS5だけでなく、PS4やXbox、PC対応となっています。
これでは大金を出してまでPS5を購入する意味はありません。
最近のゲームは、STEAMなどのゲームプラットフォームは無料で提供し、ソフトや課金、サブスクなどで稼ぐビジネスモデルが主流となりつつあるため、もう高いお金を出してまで家庭用ゲーム機を買う必要がありません。
特に海外では、パソコンでゲームを遊ぶ方が一般的なので、今後は益々家庭用ゲーム機のシェアは失われていくでしょう。
また、一時期は日本の市場規模が大きかった為、日本だけでも売れれば、それなりに成功でしたが、今の日本経済にはそんな勢いもなく、今後も益々縮小していくでしょう。
唯一、任天堂だけは独自の人気ゲームが豊富ですし、体を使った面白いゲームなどもたくさんあります。
ジョイコンを使った体感ゲームは、さすがにPCでは無理なので、switchなどの任天堂ゲーム機は、まだしばらくはその人気は続くはず。
それと比べてPS5はというと、
独自要素は少なく、オリジナルゲームも無く、PS5だけのメリットはほぼ無いと言っても過言ではありません。
いくらグラフィックが優れていると言っても、PCには敵いません。
あくまで個人的な予想ですが、任天堂のコンシューマー機はswitch以降もその人気はしばらく続くでしょう。
しかし、プレステシリーズは恐らくPS5で終了すると思っています。
プレイステーションもSTEAMのように、新作から過去のプレイステーションゲームまで色々遊べる無料のゲームプラットフォームを出せればワンチャンあるかもしれませんね。
これからはゲーミングPCの時代か
PS5などの転売問題を受けて、今人気が徐々に上がってきているのがゲーミングPC。
ゲーミングPCとは、パソコンのグラフィックを処理する拡張ボードが最初からついているタイプで、高価なため一般的なPCには付いていません。
パソコンでゲームをするには、このグラフィックボードが無ければまともに遊ぶ事はできません。
このGPUが最初からついているのが、いわゆるゲーミングPCと呼ばれるパソコンになります。
また、最新の高画質ゲームを遊ぶには、この他にも、メモリ、CPUなどもそれなりに必要。
ゲーミングPCと聞くと「どうせゲームだけでしょ?」と思う方もいますが、実はそれ以外の作業も通常のパソコンより圧倒的やりやすいです。
動画の編集なども一般的なエントリークラスのパソコンよりも、サクサク動き快適です。
しかし、高性能な分、本体はどうしても高額になってしまいます。
ここがゲーミングPCを購入するのを躊躇してしまう理由ですよね。
PS5が転売で高額に取引されているとは言っても、まだ10万円以下で買えます。
しかし、ゲーミングPCは、一般的なエントリークラスのものでも10万円くらいはします。
もちろん、モニターやゲームパッドなどは別。
人気のPCショップ「ドスパラ」などでも、やはりそれくらいはします。
ですが、実はゲーミングPCをもっとお得に購入する方法もありますので、興味のある方は、こちらの記事も合わせどうぞ。
日本国内の経済規模も縮小
ご存じの通り日本は、最も景気の良かった80年代後半から90年代前半をピークに、その後ほとんど成長しておりません。
むしろ、コロナショックなどで、2008年のリーマンショック並みに落ち込み、経済は先進国でも唯一横ばいが、むしろ後退しているといってもよいでしょう。
成長の兆しが見えると増税などの悪手を行い、また成長が止まるという悪循環。
日本の経済規模はどんどん縮小している為、日本企業には世界で争うだけの体力がありません。
世界的に話題のゲームや人気ゲームメーカーは、何十億もつぎ込み長期間かけて大作ゲームを作ります。
しかし、今は任天堂やカプコンなど、一部の人気メーカー以外はそんな資金はありません。
また、日本政府としても、国内企業の足を引っ張るような政策ばかりで、一体どっちの味方なんだ!と憤りを感じます。
ハイブリットで好評なトヨタの足を引っ張るEV車の推進。
都内での太陽光パネル義務化。
百歩譲って、この太陽光パネルで日本企業が潤うのであればまだ分かりますが、これで儲かるのはお隣C国。
出る杭は打たれるではありませんが、好調な企業は必ず国に足を引っ張られます。
今だけ金だけ自分だけ
という考えの人が、国や企業のかじ取りをしているのが、まさに今の日本と言えるでしょう。
オリンピックの種目でも分かるように、欧米では
「勝てないなら、勝てるようにルールを変更してしまえ!」
というのは、当たり前の考え。
アメリカなどでは、企業が有力な議員など大金をかけてロビー活動を必死で行い、自分たちに都合のいいように法改正をしてもらうというのは当たり前。
しかし、日本ではそのような事が発覚すると、すぐに叩かれます。
正々堂々は、国内の企業同士では通用するかもしれませんが、世界で争う場合は通用しませんよね。
そのうち任天堂もやり玉に上げられるでしょう。
今の時代、大手企業に就職したからと言って安心はできませんし、
中小企業は、そもそも会社の存続が危ういです。
数年前までは、会社の給与所得だけで十分暮らしていけましたが、今の時代は来年どうなるか分からない状況です。
その為、給与所得以外にも収入の柱をいくつか持っておくことをお薦めします。
数年後、数十年後は、どうなっているか確かなことは分かりませんが、
今だけ金だけ自分だけ良ければそれでよい!
という考えにだけはならないよう、注意したいですね。